新たな学会ポスターデザインのトレンドや成功のポイントをご紹介します。これらの事例は、優れたデザインと情報伝達を組み合わせたもので、皆様の参考になることでしょう。
視覚的な一貫性
2023年の学会ポスター事例では、視覚的な一貫性が強調されました。カラースキーム、フォント、デザイン要素が調和し、ポスター全体が統一感を持っています。これは視覚的な印象を強化し、情報の理解を助けます。
インフォグラフィックの活用
インフォグラフィックとは、情報を視覚的にして伝えること。複数の情報やデータを整理して見やすくした画像(写真)を作成することです。 様々な情報を画像化して視覚的にまとめて、文字・フォントやイラスト・写真などをデザイン・レイアウトすることです。
インフォグラフィックは、複数の複雑なデータやプロセスを分かりやすく説明するのにとても役立ちます。
2023年の発表事例では、インフォグラフィックが多用されており、研究結果を分かりやすく、見やすく視覚化している傾向にあります。これにより参加者は、整理された情報をまず視覚から把握して、内容を理解することができます。
シンプル・ザ・ベスト!!見やすいレイアウトとデザイン
学会ポスターのデザインにおいて、シンプルでクリーンなデザイン・レイアウトが2023年のトレンドとなりました。
情報を詰め込むだけ詰め込むのではなく、余白スペースを上手に活用し、フォントサイズも大きいサイズだけではなく様々なフォントサイズを使って、情報の過剰な詰め込みを避ける傾向にありました。
シンプルなデザインは視覚的な混乱がしづらく、重要なポイントを際立たせることが出来るので、学会ポスターには適していいます。
ファーストビューは大切!!「強調されたタイトル」
学会ポスターの演題やタイトルは大きなフォントで強調すると、参加者の注意・興味を引くことができます。
2023年の学会ポスター事例では、演題とタイトルが学会ポスターの重要性を担い、研究の焦点を示すタイトルが読者の足を引き留める重要な要素となっていました。余白と大きい文字を上手くバランスを取ることで、より一層演題やタイトルを目立たせることができます。
上記にあげた事例は、学会ポスターのデザインにおいて成功の鍵となる重要な要素をとなっています。
視覚的な一貫性、インフォグラフィックの活用、シンプルなデザイン、強調されたタイトルなど、これらの要素を事例として紹介いたしましたが、この要素にご自身スタイルを取り入れることで、効果的なポスターデザインを実現できます。
学会ポスターもデザインは重要!「デザインのプロからのアドバイス」
学会ポスターデザインにおいて、グラフィックデザインのプロからのアドバイスをご紹介いたします。
1.カラースキーム(色の構成・まとまりある配色)を意識する
カラースキームはポスターの印象を大きく左右します。まとまりのある色構成にして、適切なカラーコンビネーションを選び、視覚的な一貫性を保ちましょう。
タイポグラフィの重要性
上記の2023年の学会ポスターの傾向でも解説しましたが、学会ポスター作成では、選ぶフォントとサイズ調整は、学会ポスターの読みやすさにや、分かりやすさに大きく影響します。
適切なフォントを選び、大きさを調整しましょう。例えば見出しは明朝系、内容はゴシック体など使用場面で統一するとまとまりが出て良い学会ポスターとなります。
読みやすい!見やすい! 「レイアウトの最適化」
学会ポスターのレイアウトは、情報の整理と視覚的な魅力を提供します。ポスターのレイアウトを工夫して参加者の注意と興味を引きつけましょう。レイアウトの作り方のコツとしてはまず発表する学会ポスターのサイズのページに見出しの帯や写真を置いていくとレイアウトがイメージしやすく作りやすいです。
テンプレートは無料でこちらからダウンロードできます。