注文前に待って！！ 印刷前の注意点を確認しましょう！
学会ポスターを長時間かけて作って、いざ印刷に出したら「写真が粗かった…」、「文字化けしてた…」、「印刷業者が時間が掛かる…」など、失敗があるものです。せっかく作った学科ポスターを気持ちよく発表できるように「学会ポスター印刷の前の注意事項をまとめてみました。
解像度の確認
ポスターに含まれる画像や図表の解像度を確認しましょう。印刷用途の場合、推奨は200dpi以上の解像度が必要です。
低解像度の画像は印刷時に時にぼやけたり、ドットが出てしまう粗い印刷になる可能性があります。
解像度が低すぎると、画像に挿入してある文字も読めない場合があります。※パワーポイントで後で追加する文字は綺麗に見られます。
カラーモードを知っておく CMYKとRGB
印刷にはカラーモードがあります。1つはCMYK(シーエムワイケー)、そしてもう1つはRGB(アールジービー)と2種類のカラーモードがあります。主に印刷はCMYKのカラーモードとなり、RGBはPCのモニターなどで使われるカラーモードです。
学会ポスターは、PowerPointなどのofficeソフトを使って作り、PDFにして印刷業者へ出しますが、オフィス系のソフトは全て「RGB」のカラーモードを使用しております。
これをCMYKのカラーモードで印刷すると、PCでも見るよりも少しくすんだ色に見えることが多いです。特に発色の良い蛍光的な色は注意が必要です。
印刷 = CMYK PC = RGB
フォントの埋め込みはしましたか？
フォントは「文字の種類」のことを言います。世の中には沢山のフォント種類があり、無料で使えるものや有料で使うフォントがあります。普段使っている私達のＰＣにも基本的なフォントでいくつかインストールされておりますが、デザイン性があるフォントやそれぞれのイメージにあったフォントなどが有料で配布されております。
このPCに入っていない、フォントについては例えばご自身のPCで完成した学会ポスターを見てみてもフォントが変わることはありませんが、受取側がフォントを持っていないと、インストールされている近しい別の基本フォントに置換されてしまいます。各ソフトにはフォントの埋め込み方法がありますので、WEBで「PowerPoint フォント埋め込み」や「Excel フォント埋め込み」と検索してみてください。
トリムマークと余白の設定 (officeソフトはトリムマーク不要)
印刷ではトリムマーク(トンボとも呼ばれます。)というものが良く使われます。このトリムマークというものは学会ポスターなどを断裁する際に位置の目安となり、またこのトリムマークより色をはみ出してデータを作成することで断裁した際に端で色が切れることが無いようにするものになります。
オフィス系のソフト、PowerPointなどはトリムマークなどの機能がソフトにありませんので、学会ポスターの端に文字など切れないよう余白を5mmほど取って学会ポスターの原稿を作ることを心掛けてください。
ファイル形式と保存方法（推奨はPDFです。）
学会ポスターの印刷に限らず、印刷データはPDFで入稿すると不具合が起きにくいです。PowerPointやIllustratorで作成した学会ポスター用のデータをPDFに変換してデータを入稿いたします。
PDFの変換方法については、それぞれのソフトを保存する際にファイル形式を「.pdf」にして保存するだけでOKです。
【注意点】
PDFでも変換時に稀に「文字化け」や「レイアウト崩れ」が起こることがありますので、必ず変換後に内容を確認してから印刷業者へ送ることにしましょう。
「ご注文のサイズ」と「データのサイズ」
ご注文時によくあるのが、「ご注文サイズ」と「入稿データのサイズ」の縦横比が合っていなく、どちらのサイズで印刷をすればよいか判断できずに印刷がストップしてしまうケースです。まず学会の要項を確認し「掲示ボードの範囲」のサイズを確認してそれに収まるサイズで注文をし、データはその掲示サイズと縦横比が合うように学会ポスターを作成するようにしましょう。
印刷業者について 学会ポスタードットコムへお任せください。
印刷業者は、お客様から頂いたデータに不備があると工程がストップしてしまうことが殆どです。学会ポスタードットコムでは、サイズの違いなどがあったり文字が端っこにあるなどある場合は、学会ポスターの出力の知見がある熟練スタッフが微調整をして学会ポスターを仕上げますので大変ご信頼を頂いております。
１．平日16時までのご入稿で当日発送
２．印刷前の事前確認
３．データの保管
４．初めての方でも電話問い合わせ歓迎
だから、多くの発表者の方に使われおります。
お急ぎで、面倒であれば私ども学会ポスタードットコムへお任せください。
