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「初めての学会ポスターの作り方」
STEP.9

ステップ9『フォントサイズの選び方』

学会ポスターのフォントサイズを選ぶ際には、視認性と情報の整理が重要です。

適切なフォントサイズの選び方

視聴者が後ろからでも読めるように、十分な大きさのフォントサイズを使用しましょう。

タイトル部について

フォントサイズは72ポイント以上が適切です。

大きく目立つようにし、遠くからでもすぐにタイトルが認識できるようにします。

発表者部の所属や氏名等について

フォントサイズは48ポイント程度が適切です。

タイトルよりもやや小さめですが、はっきりと読み取れるサイズにします。

見出し部(例:背景、方法、結果、結論)について

フォントサイズは36~42ポイント程度が良いでしょう。

内容がすぐに分かるように、各区分の区切りを明確にします。

本文について

フォントサイズ20~32ポイント程度とします。

読みやすさを確保し、適度に行間を空けて読みやすくします。

文字の量によってもフォントサイズは異なります。

大きなフォントで詰めすぎるより、少し小さめのフォントサイズで行間を空ける方が効果的です。

画像や図表のキャプション(説明書き)

フォントサイズは18~20ポイントとします。

図表と共に情報を伝えるため、本文よりやや小さめですが、読みやすさを保ちます。

参考文献について

フォントサイズは18~20ポイントとします。

通常は本文の最後にあたるため、他の部分よりも小さくしても良いですが、読めるサイズにします。

フォントサイズの使用例

フォントサイズの選び方1

フォントサイズの変更方法

① フォントサイズを指定する文字を選択します。

 

選択する方法は2通りあります。

 

a, 指定する文字のみを選ぶ方法

 

b, テキストボックスまたは図形を選ぶ方法

フォントサイズの選び方2

② ホームタブより、フォントサイズ「v」をクリックして目的のサイズを選択します。

フォントサイズの選び方3

サイズのポイント数が不明な場合は

③フォントサイズの拡大/縮小を繰り返す。

シュートカットキーを使う場合

拡大・・・Ctrl +Shift + >

縮小・・・Ctrl +Shift + <

フォントサイズの選び方4

まとめ

学会ポスターのフォント選びは視聴者が後ろからでも読めるように、十分な大きさのフォントサイズを使用しましょう。

また、タイトルや見出し、本文など各項目によってサイズを区分けすることも必要です。

サイズ変更方法はポイント数を指定する方法と、拡大/縮小ボタンを押しながら確認する方法があります。