学会ポスター用語解説
> 頓用頓用
読み方:トンヨウ
English:singledose
学会ポスター使用頻度:C
「頓用」(トンヨウ)は、医学や薬学の文脈で使用される用語です。
この言葉は薬物の用法に関連しており、特定の症状が発生した際に、その症状を和らげるために必要に応じて単回の薬物投与を意味します。
以下に「頓用」に関する詳細を説明します:
頓用の特徴:
単回投与:
頓用は単回の薬物投与を指します。
つまり、症状が現れた時点で、一度だけ薬物を服用することを意味します。
継続的な服用や定期的なスケジュールではなく、必要な時に使います。
症状の管理:
頓用は通常、特定の症状が発生した際にその症状を緩和するために使用されます。
例えば、急性の疼痛、発作、不眠症などが該当します。
急性症状に適している:
頓用は急性症状に対して適しており、慢性的な疾患や予防的な処置には一般的には適用されません。
頓用の例:
1.頭痛:
頭痛が発生した際に、一度だけ鎮痛薬を服用することが頓用の一例です。
このように、症状が出たときに症状を和らげるために使われます。
2.アレルギー反応:
急性のアレルギー反応(蕁麻疹やじんましんなど)が発生した場合、抗ヒスタミン薬を頓用で服用して症状を軽減することがあります。
3.緊急時の救命薬:
アナフィラキシーショックなどの緊急事態では、頓用の救命薬を投与することが命を救うために必要です。
頓用は、急性症状の管理や急な症状の軽減に役立つ重要な用法です。
ただし、薬物の使用には適切な指示に従うことが重要であり、医師の指導に従って使用されるべきです。
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