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体圧分散用具

読み方:タイアツブンサンヨウグ

English:pressureredistributiondevices

学会ポスター使用頻度:C

体圧分散用具(PressureRedistributionDevices)は、身体の一部にかかる圧力を均等に分散するための医療用具や装置を指します。
これらの用具は、特に床に長時間横たわっている患者やベッドで寝たり座ったりする患者の快適さや健康を保つために使用されます。
体圧分散用具の主な目的は、圧瘡(床ずれ)や潰瘍の予防を助け、圧力を分散し、皮膚にかかる圧力を減少させることです。

以下に、体圧分散用具の主な種類とその機能を説明します:

1.寝具用具:
-寝具用の体圧分散用具には、圧力を分散し、体をサポートするためのさまざまなタイプのマットレスとクッションが含まれます。
-例えば、空気マットレス、発泡体マットレス、ゲルマットレス、エアロウマットレスなどがあり、これらは床ずれのリスクを軽減するのに役立ちます。

2.座席用具:
-座席用の体圧分散用具は、座席や椅子に使用され、長時間座っている患者の座位圧力を軽減します。
-圧力分散クッションや座椅子、特殊な座席クッションなどが含まれます。

3.ヒールプロテクター:
-ヒールプロテクターは、かかと部分にかかる圧力を軽減し、足首の圧力潰瘍を予防するための特別な装置です。
-通常、ゲルやフォームなどの柔らかい材料で作られ、かかとを浮かせる効果を持ちます。

4.特殊な体圧分散装置:
-一部の患者には、特別な体圧分散装置が必要な場合があります。
例えば、重度の床ずれリスクがある場合や、特定の体部位に圧力が集中するリスクが高い場合には、専用の装置が使用されます。

体圧分散用具は、床ずれの予防や治療の一環として医療施設やホームケア環境で広く使用されています。
これらの用具は患者の快適さを向上させ、皮膚の健康を維持するために不可欠です。
ただし、適切な使用と適切な保守が必要であり、医療専門家の指導に従うことが重要です。

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