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怒張

読み方:ドチョウ

English:engorgement

学会ポスター使用頻度:C

「怒張」(ドチョウ)は、医学の用語で使用される言葉で、特に血管や静脈が通常よりも膨れあがることを指します。
この状態は通常、血液の流れや循環に問題がある場合に生じます。
また、医療の文脈で頸静脈怒張という表現が使われ、これは特定の症状や疾患を示唆することがあります。

以下に「怒張」の特定の用法について詳しく説明します:

頸静脈怒張(JugularVenousDistention,JVD):

定義:
頸静脈怒張は、首の側面にある頸静脈(jugularvein)が通常よりも膨れ上がっている状態を指します。
これは、心臓と体の他の部位との血液循環に問題がある場合に発生します。

症状:
頸静脈怒張は、通常、頚部(首の側面)に膨れた血管が目視で確認できる形で現れます。
これは一般的に心臓のうっ血や心不全などの症状と関連しています。
患者は通常、呼吸困難、浮腫(むくみ)、息切れなどの症状を訴えることがあります。

診断と意義:
頸静脈怒張は、医師による身体検査において確認されることがあり、症状の診断に役立ちます。
これは特に心臓や循環系に関する問題を疑う際に有用です。
頸静脈怒張が確認されると、うっ血性心不全などの診断を疑う重要な手がかりとなります。

治療:
頸静脈怒張の治療は、その原因に応じて異なります。
通常、基礎疾患の治療や心不全の管理が行われます。
患者には適切な医療ケアや治療法が提供されます。

頸静脈怒張は、患者の身体検査の一部として頻繁に確認され、心臓や循環系の問題の診断に寄与します。
この状態は、患者と医療専門家にとって大変重要で、適切な診断と治療の指針となります。

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