学会ポスター用語解説
> 残存歯残存歯
読み方:ザンゾンシ
English:remainingtooth
学会ポスター使用頻度:C
残存歯(ざんぞんし)は、歯科学の用語で、口腔内に残っている自然の歯を指します。
これらの歯は虫歯、歯周病、外傷などの影響を受けている場合があり、他の歯科治療が必要になることがあります。
以下に、残存歯に関するいくつかのポイントを解説します。
1.虫歯や歯周病:
残存歯が虫歯や歯周病の影響を受けている場合、それらの問題を解決するための治療が必要です。
虫歯が進行している場合、詰め物や歯冠のような保全的な処置が行われることがあります。
歯周病が進行している場合、歯周病治療が行われ、歯茎や支持組織の健康を維持しようとします。
2.歯冠の修復:
歯冠(歯の表面部分)が損傷している場合、詰め物、クラウン、または部分冠を用いて修復が行われることがあります。
これにより、歯の機能と外観を回復させることができます。
3.抜歯:
残存歯が重度の虫歯、歯周病、歯の根部の問題などで救済不能である場合、抜歯が必要になることがあります。
抜歯後、欠損部位を補完するためのオプションとして、インプラント、ブリッジ、部分入れ歯などが考えられます。
4.歯の保護とケア:
残存歯を健康に保つためには、日常的な歯磨き、歯科定期検診、適切な口腔衛生習慣の実践が重要です。
また、歯科医のアドバイスに従い、健康な食事療法を実践することも大切です。
5.審美的な改善:
残存歯の外観に不満がある場合、審美歯科治療を受けて歯の色、形状、審美的な問題を改善することができます。
これにはホワイトニング、ベニア、エナメル質削除などが含まれます。
残存歯の治療計画は、個々の患者の状態に合わせてカスタマイズされるべきであり、歯科医師との協力が不可欠です。
残存歯を健康的に維持し、口腔内の機能と美しさを回復するために、専門家のアドバイスを受けることが大切です。
50音・アルファベット・数字の頭文字から他の用語を探す
全用語もしくはお調べになりたい用語の「頭文字」からお探しください。
用語集のTOPへ戻る