全国で開催中の学会用ポスターの規格に対応しております。

嗄声

読み方:サセイ

English:hoarseness

学会ポスター使用頻度:C

(させい、hoarseness)は、声音が変わり、音が粗く、かすれて聞こえる状態を指します。通常、声帯や喉頭の問題によって引き起こされます。以下に、に関する詳細な解説を提供します:

1.**原因**:
-の主な原因は、声帯に何らかの異常が生じることです。一般的な原因には以下のようなものがあります:

-**声帯炎**:
喉の感染症や炎症によって引き起こされます。
-**声帯結節**:
長期間の声の乱用や過度の声の使用によって声帯にできる小さなしこりです。
-**声帯ポリープ**:
声帯の粘膜にできる良性の腫瘍です。
-**声帯けいれん(筋肉の緊張)**:
ストレスや声の使いすぎによって生じることがあります。
-**声帯麻痺**:
喉頭神経の障害によって引き起こされ、声帯の運動が制限されます。

2.**症状**:
-の主な症状は、声がかすれ、変わって聞こえることです。声が出にくくなることもあります。また、喉の痛みや不快感も伴うことがあります。

3.**診断**:
-の診断には、耳鼻咽喉科医(ENT医)が関与します。医師は症状を詳しく尋ね、喉を観察するための喉頭鏡や内視鏡検査を行うことがあります。声帯の異常を確認し、原因を特定します。

4.**治療**:
-の治療は、その原因に応じて異なります。一般的な治療オプションには以下のようなものがあります:

-**声帯炎**:
抗生物質や安静な声の使用が処方されることがあります。
-**声帯結節や声帯ポリープ**:
特定の症例では手術が必要なことがあります。
-**声帯けいれん**:
発声療法や声の使い方のトレーニングが行われます。
-**声帯麻痺**:
原因に応じて治療法が異なり、一部の場合には手術が必要です。

5.**予防**:
-声の健康を保つためには、過度の声の使用や声を荒らす行為(たばこや乾燥した空気の吸入)を避けることが重要です。また、声の使い方に注意を払い、喉に負担をかけないようにしましょう。

通常、病状が軽度で一時的なものから重大な医療問題につながる場合もあるため、症状が続く場合は医師の診察を受けることが重要です。早期の診断と適切な治療によって、声の健康を回復させることができます。

50音・アルファベット・数字の頭文字から他の用語を探す

全用語もしくはお調べになりたい用語の「頭文字」からお探しください。

用語集のTOPへ戻る