学会ポスター用語解説
> NECNEC
読み方:ネック
English:necrotizing eneterocolitis
学会ポスター使用頻度:C
NEC(ネック)は、壊死性腸炎(NecrotizingEnterocolitis)の略語です。
これは、主に早産児や病気の新生児に発生する後天性の疾患です。
壊死性腸炎は、腸管の粘膜またはより深い部分の壊死が起こる病気で、重篤な合併症を引き起こすことがあります。
この疾患は、特に未熟児や低体重児に影響を与えやすく、早産児病棟や新生児集中治療室でよく見られます。
壊死性腸炎は、腸管の血流障害、炎症、感染などが組み合わさって発症し、腸管の組織が壊死してしまうため、重大な医療的介入が必要です。
症状には、腹部膨満、腹部の敏感さ、血便、体温の上昇、呼吸困難などが含まれ、病状が進行すると全身への影響が出て、ショック状態に陥ることがあります。
壊死性腸炎は緊急の治療が必要で、通常は入院治療が行われます。
一部の重症例では手術が必要となることもあります。
壊死性腸炎は新生児期における重大な健康問題であり、早期発見と治療が非常に重要です。
医療専門家の指導のもとで適切な治療が提供されることが、患者の生存率や健康の改善に貢献します。
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