学会ポスター用語解説
> 申し送り申し送り
読み方:モウシオクリ
English:succession
学会ポスター使用頻度:C
「申し送り」は、医療の文脈では特定の情報や指示を伝えるために使用される言葉です。
医療機関や医療従事者間で情報を共有し、患者のケアや治療に関する重要な情報を伝える際に使われます。
以下に、申し送りに関する詳細な情報を提供します:
1.申し送りの目的:
-医療現場での申し送りは、患者の状態や治療に関する情報を医師、看護師、薬剤師、その他の医療従事者に伝えるためのコミュニケーション手段です。
これにより、患者のケアが連続的で適切に行われることを確保します。
2.申し送りの内容:
-申し送りに含まれる情報は、以下のようなものがあります。
-患者の病歴や診断
-現在の症状や体調の変化
-薬物療法や処方箋の情報
-医学的な検査結果
-手術や処置に関する情報
-他の医療従事者への連絡先情報
3.申し送りの方法:
-申し送りは、口頭、書面、電子記録、電子メール、電話、カンファレンスなど、さまざまな方法で行われます。
最近では電子健康記録(EHR)システムを使用して情報を共有することも一般的です。
4.重要性:
-正確かつ適切な申し送りは、医療エラーやコミュニケーションのミスを防ぎ、患者の安全を確保するために極めて重要です。
医療現場では情報の正確性と透明性が求められます。
5.チームワーク:
-医療現場では、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、病棟スタッフなど、さまざまな役割を果たす医療従事者が協力して患者のケアを行います。
申し送りは、このチームワークを支え、情報の共有を効果的に行うための手段です。
申し送りは、医療の効率性と質を向上させ、患者の安全性を確保するために不可欠なプラクティスです。
医療従事者は情報の共有に注意を払い、適切なコミュニケーションスキルを持つことが求められます。
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