学会ポスター用語解説
> 鼓腸鼓腸
読み方:コチョウ
English:flatulence
学会ポスター使用頻度:C
「鼓腸」という言葉は、医学的な文脈や特定の疾患に関連して使われることがあります。
以下に、鼓腸に関連する一般的な用語とその意味を解説します。
1.鼓腸音(こちょうおん):
-鼓腸音は、医学的な検査や診察時に医師が聴診器を用いて腹部を聴診した際に聞こえる音の一つです。
これは、腸管内のガスや液体が移動する音で、正常な腸の動きや腸の活動を示すものです。
鼓腸音が聞こえない場合、腸の運動が低下している可能性があるため、医師にとって重要な情報となります。
2.鼓腸症候群(こちょうしょうこうぐん):
-鼓腸症候群は、腹部の過度なガスや膨満感、腹痛、排便困難などを伴う症状の総称です。
この症状は、消化器系の問題や食事習慣に関連して発生することがあります。
鼓腸症候群は、ストレス、特定の食物、腸の運動異常、炎症性腸疾患などさまざまな要因によって引き起こされることがあります。
3.鼓腸造影(こちょうぞうえい):
-鼓腸造影は、腸管のX線撮影法の一つであり、バリウム(造影剤)を用いて腸管の内部を観察するために行われます。
この検査は、腸管の異常や閉塞、ポリープ、腫瘍などを検出するのに役立ちます。
4.鼓腸術(こちょうじゅつ):
-鼓腸術は、一部の手術の際に使用される特定の医療技術です。
腸管の内部を視覚化し、手術を行う際に腸管を操作するのに役立ちます。
内視鏡を使用したり、バリウムを注入したりすることがあります。
要するに、鼓腸は腸管内のガスや液体の移動や腹部の聴診に関連する用語です。
鼓腸音は通常、健康な人と正常な腸の運動に関連しており、鼓腸症候群は腸の異常な症状を表す言葉です。
鼓腸造影や鼓腸術は、特定の医学的な診断や治療に使用される技術です。
詳細な情報や診断については、医師に相談することが重要です。
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