学会ポスター用語解説
> 巻綿糸巻綿糸
読み方:ケンメンシ
English:applicators
学会ポスター使用頻度:C
巻綿糸は、口腔ケアや歯科衛生に使用される特殊な糸の一種です。
一般的には、割り箸のような細長い棒に綿花を巻いたもので、歯間や歯ぐきの清掃、舌苔の除去、口内の清潔を保つために使われます。
以下に、巻綿糸について詳しく解説します。
巻綿糸の特徴:
1.構造:
巻綿糸は、通常、細長い棒状の基材に綿花が巻かれています。
綿花は、口腔内での操作性や清掃効果を高めるために使用されます。
2.用途:
巻綿糸は、歯と歯の間の食物の残りやプラーク(歯垢)、舌苔(舌の表面にたまる細菌や死んだ細胞の層)の除去など、口腔内の清潔を維持するために使用されます。
歯ブラシやフロスが届きにくい部分にも利用されます。
3.歯科衛生:
歯科医や歯科衛生士は、患者に巻綿糸の使用法を指導し、歯の間や歯ぐきの周りの清掃を促します。
特に、詰め物や矯正装置を持つ患者にとって、巻綿糸は重要な歯科衛生の補完手段となります。
4.使い捨てとリフィル:
巻綿糸は一般的に使い捨てのタイプと、リフィルが可能なタイプがあります。
使い捨てタイプは使い捨てられ、リフィル可能なタイプは綿花部分だけを交換して再利用できます。
5.味付け:
一部の巻綿糸には、ミントなどの味がつけられており、使用時に口の中が爽やかになることがあります。
口腔ケアと健康への重要性:
巻綿糸は、歯と歯茎の間の頑固な汚れや食物のかすを取り除くために役立ちます。
口腔内の清潔を維持することは、虫歯や歯周病などの口腔健康を保つ上で非常に重要です。
歯科専門家の指導のもとで正しい使用法を学び、口腔ケアの一環として巻綿糸を活用することは、口臭や歯のトラブルを防ぐために有益です。
口腔ケアにおいて、歯ブラシ、フロス、巻綿糸など、さまざまな道具が利用されます。
定期的な歯科検診と適切な自宅ケアの組み合わせは、口腔健康を維持し、歯の寿命を延ばすために不可欠です。
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