学会ポスター用語解説
> 間欠式バルーンカテーテル間欠式バルーンカテーテル
読み方:カンケツシキバルーンカテーテル
English:intermittent indwelling catheter
学会ポスター使用頻度:B
間欠式バルーンカテーテル(IntermittentBalloonCatheter)は、医療の分野で使用される医療機器の一種で、主に尿の排出を管理するために使用されます。
このカテーテルは、特に尿路の問題や尿失禁の管理に関連しています。
以下に、間欠式バルーンカテーテルに関する詳細な解説を提供します。
構造:
-間欠式バルーンカテーテルは、柔軟なチューブ状のカテーテルで、一端にバルーンが取り付けられています。
バルーンはカテーテル内に空気や液体を注入することで膨張し、排尿を制御します。
-カテーテルのもう一端には、尿を受け取るためのバッグまたは容器が接続されています。
このバッグは、排尿した尿を保持し、必要に応じて排出するためのバルブが付いています。
用途:
間欠式バルーンカテーテルは、以下のような状況で使用されます:
1.尿失禁の管理:
尿失禁や排尿困難な患者に対して、カテーテルを使用して尿の制御を行います。
カテーテルのバルーンを膨らませ、尿が漏れ出すのを防ぐ役割を果たします。
2.手術前および手術後:
一部の外科手術の前後、特に腹部手術や骨盤手術の際に、カテーテルを使用して尿の排出を管理します。
手術中に尿路をクリアに保ち、手術後に排尿を助けるのに役立ちます。
3.尿検査:
尿を採取して尿検査を行う際にも使用されます。
尿検査のために特定の量の尿を収集し、検査用の容器に保存するのに便利です。
注意点:
-間欠式バルーンカテーテルは、適切な使用とケアが必要です。
専門の医療スタッフによる指導のもとで使用されるべきです。
-カテーテルのバルーンを膨張させすぎると、尿路に圧力をかける可能性があるため、適切な膨張圧を維持することが重要です。
-カテーテルの清潔さと適切な取り扱いが、感染症の予防に重要です。
間欠式バルーンカテーテルは、特定の医療状況で非常に役立つ医療機器であり、患者の快適さと健康管理に貢献します。
ただし、使用と管理に関する医療プロバイダーの指導に従うことが不可欠です。
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