読み方：ゴフカ

English：afterload

学会ポスター使用頻度：C

「後負荷」は、医学や生理学、心臓血管学などの分野で使われる用語で、特定の文脈において異なる意味を持つことがあります。
以下に、一般的な文脈での「後負荷」についての説明を提供します。

1.心臓血管学:
-「後負荷」という用語は、心臓に関連する文脈で一般的に使用されます。
心臓は、血液を体全体に送り出すポンプとしての役割を果たしています。
後負荷は、心臓が血液をポンプから送り出す際に克服しなければならない抵抗を指します。
この抵抗は、主に動脈血管の抵抗や圧力に関連しています。
-心臓が血液を送り出すとき、それに対抗する抵抗が高ければ高いほど、心臓はより多くの力を必要とします。
後負荷が高い場合、心臓は負担を感じ、不適切な負荷が続くと心臓の健康に影響を及ぼす可能性があります。
例えば、高血圧や動脈硬化は、後負荷が増加する要因となります。

2.治療と評価:
-後負荷の増加を管理するために、高血圧や心臓の疾患の治療が行われます。
薬物療法や生活スタイルの変更などが、後負荷を軽減し、心臓への負担を減少させるのに役立ちます。
-後負荷は、心臓の状態を評価する際にも重要な指標です。
心臓超音波（エコーカルディオグラフィ）などの検査で、心臓の後負荷を評価し、心臓の機能に関する情報を提供します。

後負荷の理解は、心臓の健康と心臓に関連する疾患の管理において非常に重要です。
医師や専門家は、患者の後負荷を評価し、適切な治療プランを立てる際に考慮します。