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外尿道括約筋

読み方:ガイニョウドウカツヤクキン

English:External Urethral Sphincter

学会ポスター使用頻度:C

外尿道括約筋(ExternalUrethralSphincter)は、尿道の下部に位置する筋肉で、尿道を制御する重要な構造の一部です。
以下に、外尿道括約筋について詳しく解説します。

**外尿道括約筋の位置**:
-外尿道括約筋は、男性と女性の両方に存在し、尿道の下部、つまり骨盤底筋(pelvicfloormuscles)の一部として位置しています。
-男性では、外尿道括約筋は尿道の最下部にあり、尿道を包み込んでいます。
これにより、尿道を閉じることができます。
-女性では、外尿道括約筋も同様に尿道を制御し、尿漏れを防ぐ役割を果たします。

**機能**:
外尿道括約筋の主要な機能は、尿道を制御し、尿の通りを調節することです。
具体的には、次の役割を果たします:
1.**尿道閉鎖**:
外尿道括約筋は、尿道を閉じるための筋肉であり、尿が漏れないようにします。
この筋肉は、尿の通りを遮断し、排尿をコントロールするのに重要です。
排尿中にこの筋肉が収縮することで、尿流を停止できます。

2.**尿漏れの防止**:
外尿道括約筋は、腹圧が増加したり、腹圧が急激に変化したりすると自動的に収縮し、尿漏れを防ぐのに役立ちます。
例えば、くしゃみや咳、急な運動などが尿漏れを引き起こす危険がある場合、この筋肉はその機能を果たします。

**尿失禁と外尿道括約筋**:
外尿道括約筋の機能が低下したり、弱まったりすると、尿失禁(尿漏れ)の問題が生じる可能性があります。
これは、年齢、妊娠、出産、腹部手術、腹圧の変化、神経障害、筋肉の衰えなどによって引き起こされることがあります。
尿失禁の治療には、筋力トレーニング、物理療法、薬物療法、手術などが含まれる場合があります。
外尿道括約筋の役割を理解し、尿失禁を予防または管理するための適切なケアを受けることが大切です。

外尿道括約筋は、尿道の制御に関連し、尿の通りを調節するために重要な役割を果たす筋肉です。
その機能の異常が尿失禁を引き起こす可能性があるため、健康な尿道機能を維持するために注意が必要です。

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