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ハイムリッヒ法

読み方:ハイムリッヒホウ

English:Heimlichmaneuver

学会ポスター使用頻度:C

ハイムリッヒ法(HeimlichManeuver)は、突然の窒息状態を解消するための応急処置手法の一つです。
この方法は、食物や小さな物体が気道に詰まっている場合に、被救助者が窒息から救われるのを助けるのに役立ちます。
ハイムリッヒ法は緊急の状況でのみ使用すべきであり、正確な手順が重要です。
以下に、ハイムリッヒ法の基本的な手順を解説します:

**注意**:
ハイムリッヒ法は正確な手順を知っていることが重要であり、誤った使い方は被救助者にけがをさせる可能性があるため、注意が必要です。
緊急医療サービスに連絡し、指示を求めることを常に推奨します。

**成人の場合**:

1.**背後からアプローチ**:
-被救助者が立っている場合、背後から近づきます。

2.**手の位置**:
-自分の手を拳に握り、拳を被救助者の胃の上部に位置させます。
拳の親指側を被救助者の胃の中央に配置します。

3.**圧迫動作**:
-自分の手をもう一方の手で包み込み、被救助者の胃に向けて急速かつ力強く押し込みます。
これにより、気道に詰まった物体が排除されることがあります。
-圧迫を行う際は、上腹部に向けて強く押し込むことが重要です。
胸部や下腹部に力を加えないように注意してください。

4.**繰り返し**:
-詰まりが解消されるか、被救助者が意識を失うか、または救急医療が到着するまで、圧迫動作を繰り返します。

**幼児や乳児の場合**:

-幼児や乳児にハイムリッヒ法を行う場合、成人とは異なる手順が必要です。
胸部の圧迫ではなく、背中を叩く方法(バックブロー)が一般的に使用されます。
詳細な手順は、幼児と乳児の年齢と体格によって異なります。

ハイムリッヒ法を使用する際には、確実に窒息の症状があるかどうかを確認し、被救助者に適切なアプローチを取ることが重要です。
窒息が解消された場合でも、医療評価が必要です。
また、ハイムリッヒ法は正確な訓練を受けた人が行うべきです。

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