読み方：ハイクツ

English：dorsiflexion

学会ポスター使用頻度：C

足関節を足背へ、手関節を手背方向に反らせる運動。

ハイクツ（dorsiflexion）は、特定の関節を背側（背中側）に反らせる運動です。
この運動は主に足関節と手関節に関連しており、それぞれ足の背屈と手の背屈として説明できます。

1.足のハイクツ（足の背屈）:
-足のハイクツは足首（足の関節）における運動です。
具体的には、足を上げて足のつま先を自身の体の方向に向けることを指します。
-この運動は通常、歩行時や走行時に重要な役割を果たします。
たとえば、歩く際に足首を背屈させることで、足を持ち上げて歩くステップを可能にし、地面を蹴る動作を支援します。

2.手のハイクツ（手の背屈）:
-手のハイクツは手首（手の関節）における運動です。
具体的には、手の甲を自身の体の方向に向けることを指します。
-この運動は、日常生活やスポーツ、手の動作において利用されます。
たとえば、手首を背屈させることで、物をつかむ際の手首の柔軟性や運動範囲を向上させることができます。

足のハイクツと手のハイクツは、筋肉と関節の協調動作によって実現されます。
これらの運動は日常生活やスポーツ、リハビリテーションなどで重要な役割を果たし、身体の機能を維持または向上させるためにトレーニングや治療に活用されます。