学会ポスター用語解説
> フロスフロス
読み方:フロス
English:froth
学会ポスター使用頻度:C
「フロス」(floss)は、歯間や歯と歯ぐきの間の食物のかすや歯垢を取り除くために使用される歯科用具の一種です。
フロスは、細長い糸状の素材で、通常、ナイロン、テフロン、ゴム、またはプラスチック製の糸で作られています。
以下に、フロスに関する詳細な解説を提供します:
1.使用方法:
-フロスは、歯間に入り込んだ食べかすや歯垢を除去するために使用されます。
一般的なフロスの使い方は次の通りです:
1.フロスを適切な長さに切ります。
通常、約45cm(18インチ)の長さが推奨されます。
2.フロスを両手の指に巻きつけ、中指と親指を使って糸を引っ張ります。
3.フロスを歯と歯ぐきの間に挿入し、ソフトに歯ぐきに当てます。
4.フロスを上下に動かし、歯間の食べかすや歯垢を取り除きます。
5.同じ手順を他の歯にも繰り返します。
一本のフロスで全ての歯を清掃します。
2.種類:
-フロスにはさまざまな種類があります。
例えば、テクスチャの違いや、フロスにワックスがコーティングされているかどうかなどが異なります。
個人の好みや歯の状態に応じて、最適なフロスを選びます。
3.歯科衛生と健康への重要性:
-フロスは、歯間や歯ぐきの間に蓄積した食物のかすや歯垢を除去し、虫歯や歯周病などの口腔健康問題を予防するのに役立ちます。
-歯ブラシだけでは届きにくい歯間の領域を清掃し、歯周ポケット内の微細な汚れも取り除くのに有効です。
4.フロスピック:
-フロスピックは、フロスを使用する際の便利な代替手段の一つです。
フロスピックはプラスチック製のハンドルにフロスが取り付けられており、使い捨てまたは交換可能です。
フロスピックを使用することで、操作が容易になります。
5.歯科医の助言:
-歯科医や歯科衛生士は、患者に適切なフロスの使い方を指導し、適切な歯間清掃法を提案します。
また、歯の健康を定期的にチェックし、必要に応じてフロスの効果的な使用方法を調整します。
フロスは、口腔衛生の重要な一部であり、歯の健康を維持するために日常的に行うべきケアの一つです。
歯科医の指導に従い、フロスを正しく使用することで、虫歯や歯周病などの口腔健康リスクを最小限に抑えることができます。
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