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ビジュアルアナログスケール

読み方:ビジュアルアナログスケール

English:VisualAnalogScale、VAS

学会ポスター使用頻度:C

ビジュアルアナログスケール(VisualAnalogScale、VAS)は、疼痛や不快感などの主観的な感覚を評価するために使用される測定尺度の一つです。
VASは、被験者や患者が感じる感覚を視覚的な尺度で表現することを可能にし、医療や研究の領域で広く使用されています。

以下に、ビジュアルアナログスケール(VAS)の特徴と使用に関する詳細な説明を提供します:

1.外観:
VASは通常、直線または10cmから100cmのスケールで表現されます。
このスケールは、感覚や症状の程度を示す連続した線またはバーで、0から10(または0から100)の範囲内で表現されます。

2.評価方法:
被験者や患者は、自身が感じる疼痛や不快感の程度を、この線またはバー上でポイントや印をつけて示します。
スケールの一端は「疼痛なし」または「不快感なし」を示し、もう一端は「最も強い疼痛」または「最も強い不快感」を示します。

3.数値化:
スケール上のポイントや印の位置は、一般的に数値化され、0から10(または0から100)の値で表現されます。
この数値は主観的な感覚の強さを示す指標となります。
0は無感覚または不快感がないことを示し、10(または100)は最も強い感覚や不快感を示します。

4.用途:
VASは主に疼痛の評価に使用されますが、不快感や他の主観的な感覚の評価にも応用できます。
臨床試験、医療診察、薬物治療のモニタリング、疼痛管理プランの評価など、さまざまな医療および研究のコンテキストで利用されています。

5.利点:
VASは主観的な感覚を客観的に評価するための単純な方法であり、比較的迅速に評価が行えます。
被験者や患者が自身の感覚を直接表現できるため、信頼性が高いと考えられています。

ビジュアルアナログスケールは、主観的な感覚を評価するための便利で効果的なツールであり、疼痛管理や臨床研究の中で幅広く使用されています。
医療プロバイダーや研究者は、被験者や患者の主観的な感覚を評価し、治療計画や研究結果を改善するためにVASを活用します。

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