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MRSA

読み方:エムアールエスエー

English:methicillin-resistant Staphylococcus aureus

学会ポスター使用頻度:C

MMT(ManualMuscleTesting)は、徒手筋力テストの略語で、筋肉の力を評価するための一般的な臨床的な手法です。
このテストは、医療専門家(主に理学療法士や医師)によって行われ、患者の筋肉の力と機能を評価するために使用されます。
MMTは、神経障害、筋肉障害、骨折、手術後のリハビリテーションなど、様々な臨床状況で有用です。
以下に、MMTの基本的な手法とその目的について説明します:
**MMTの基本手法**:
1.**患者の姿勢と位置**:
-患者は一般的に特定の姿勢に配置され、評価する筋肉が最も適切に作用するように調整されます。
例えば、上腕二頭筋を評価する場合、患者は座位になり、上腕を90度屈曲させ、前腕は垂直に立てます。

2.**抵抗の提供**:
-医療専門家は患者の特定の運動を阻止するために軽い抵抗を提供します。
これにより、評価対象の筋肉がどれだけ力を発揮できるかを測定します。

3.**筋力評価**:
-患者は特定の筋肉を最大限に収縮させます。
医療専門家はこの動きを抵抗し、筋肉がどれだけ抵抗に対抗できるかを評価します。
力の等級(グレード)が割り当てられます。

4.**力の等級(グレード)**:
-MMTは通常、0から5までの力の等級を使用して評価されます。
-0:
筋収縮なし
-1:
筋収縮あり、しかし可動域内で抵抗に対抗できない
-2:
筋収縮あり、可動域内で抵抗に対抗できるが、重力に逆らえない
-3:
重力に逆らえるが、外部抵抗には対抗できない
-4:
外部抵抗に対抗可能だが、部分的な制約がある
-5:
正常な筋力

**MMTの目的**:
-MMTの主な目的は、患者の筋力の測定と評価です。
これは次の点に役立ちます:
1.筋肉障害や神経障害の診断と進行のモニタリング。
2.骨折、手術、または怪我後のリハビリテーション計画の設計と評価。
3.生活の質向上と機能回復のための治療のカスタマイズ。
4.スポーツ選手やアスリートのパフォーマンスの評価とトレーニングプランの最適化。

MMTは臨床現場で広く使用されており、身体機能の評価と改善に不可欠なツールとして位置づけられています。
ただし、正確な結果を得るためには訓練と経験が必要であり、患者の状態や診断に基づいて適切なテストが選択されることが重要です。

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