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アッペ

読み方:アッペ

English:Appendicitis

学会ポスター使用頻度:B

「アッペ」とは、「虫垂炎」(Appendicitis)の俗称です。虫垂炎は、虫垂と呼ばれる盲腸の一部の急性炎症を指します。以下に、虫垂炎についての詳細な説明を提供します:

虫垂炎(Appendicitis)の概要:

虫垂炎は、盲腸と呼ばれる大腸の一部である虫垂(アッペンディクス)の急性炎症です。虫垂は一般的に何の機能も果たさない小さな袋状の器官であり、腸内細菌が蓄積しやすく、感染や炎症が発生しやすい部位です。虫垂炎は、急性腹痛を引き起こす主要な腹部疾患の一つであり、手術的治療が通常必要です。

虫垂炎の症状:

虫垂炎の症状は一般的に次のようになります:

急激な腹痛:
通常、右下腹部で始まり、痛みは強まります。この腹痛はしばしば深刻で、持続的です。

吐き気と嘔吐:
腹痛に伴い、吐き気や嘔吐が発生することがあります。

発熱:
炎症により体温が上昇することがあります。

食欲不振:
食欲がなくなることがあります。

腹部の腫れ:
腹部が腫れたり、触ると痛むことがあります。

虫垂炎の診断と治療:

虫垂炎の診断は、通常、症状、身体検査、血液検査、および画像検査(超音波やCTスキャンなど)に基づいて行われます。医師は炎症が虫垂に限定されているかどうかを確認します。

虫垂炎の治療は、通常、虫垂の手術的切除(虫垂切除術または盲腸摘出術と呼ばれる)によって行われます。これは感染が拡大し、虫垂が破裂する前に実施される必要があります。手術後、患者は通常、回復期間を経て元気を取り戻します。

虫垂炎は緊急の医療処置が必要な病状であるため、腹痛やその他の症状が発生した場合、速やかに医療専門家の診察を受けることが非常に重要です。適切な治療が行われない場合、虫垂炎は重大な合併症を引き起こす可能性があります。

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