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「初めての学会ポスターの作り方」
STEP.4

ステップ4 『構成とフレームの決定』

研究結果を学会ポスターとしてまとめる際には、構成やフレームに関するポイントに注意することが重要です。

一例として、次のフレームで構成します、


タイトルフレームでは、研究テーマや発表者の所属・氏名などを記述します。

導入フレームでは、研究の背景や目的、重要性などを説明します。

方法フレームでは、研究の方法や手順を詳細に説明します。

結果フレームでは、主な研究結果をグラフや図表を用いてわかりやすく示します。

考察フレームでは、結果の解釈や意義、他の研究との関連性を述べます。

結論フレームでは、主要な結論をまとめ、今後の課題や展望を示します。

参考文献フレームでは、参考にした文献をリストアップします。

スライドのデザインとレイアウト

重要な情報を強調し、見やすく整理するために、フレームの区割りを決定します。

1.段組みの考え方

1段にまとめる方法の特徴

・1段レイアウトの方が目で追いやすく、自然な読み流れを保ちやすいです。

・一貫した読み進め方ができ、視聴者が次の段落に進む際に混乱しにくい。

・文章の流れが途切れにくく、連続した情報の伝達がスムーズです。

・画像や図表を含む際、レイアウトの調整がしやすく、デザインの自由度が高い。

・余白やマージンの調整が容易で、美しいレイアウトを作りやすい。

2段に分割する方法の特徴

・研究論文や技術文書、新聞など、情報量が多い場合に、ページスペースを有効に活用できます。

・別のトピックやセクションを明確に区分できるため、読者が情報を整理しやすい。

・長い文書でも、2段にすることで読者の負担を軽減し、集中力を維持しやすくなる。

・学術論文や新聞、特定の技術文書などでは、2段レイアウトが一般的であり、読者がその形式に慣れている。


以上を考慮して、レイアウトを決定します。

段組みの考え方1

1本文フレームの挿入

①挿入タブから図形を選択して、四角形をクリックします。

②配置する場所でクリックして、対角線上にスライドして、ドラッグします。

③図形「四角形」の背景色を白色に設定します。

段組みの考え方2

初期のスライド

四角形を挿入時のスライドに白色を設定する方法

四角形を選択して、①図形の書式を選択して、②図形の塗りつぶしをクリックします。

③テーマの色から白色をクリックします。

段組みの考え方3

図形の複写

対象の図形を選択して、Ctrlを押しながら、下にスライドすれば複写できます。

図形の移動

対象の図形を選択して、マウスポインタが「+」になれば、マウスをクリックしたまま、上下左右にスライドすれば移動できます。

図形のサイズの変更

対象の図形を選択したら、周りに〇印が表れますので、その〇印を上下・左右にスライドすればサイズ変更ができます。

まとめ

研究結果を学会ポスターとしてまとめる際には、構成やフレームに関するポイントに注意することが重要です。

ぜひ、自分にとって使いやすいようにカスタマイズして、作業効率をアップさせてください。